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Writer's pictureKenji-SP Makeup Artist

アーティストとしてのあり方

Updated: Jun 28, 2019

僕は今年でメイクアップアーティストとして15年目になります。


ありがたいことにアーティストとして多くのお仕事に携わらせて頂きながら、

今も尚悩んでる事があります。


それは、後進の人材育成です。


自分が理想とするアーティスト像とは、「一に人格、二に技術」です。


僕自身、まだまだ未熟ながら常に相手の立場に立った仕事を心掛けてますが、

これがなかなか難しいものです。


学校にメイクアップ講師として招かれる機会がとても増え、そこでお会いする

生徒さんの技術も千差万別です。


講師として心掛けていることとして、僕は決して出来ない子に出来てるとは言わずに

「ここをこうすると良いよ」とアドバイスをし、言った事が出来たら技術の進歩とし

褒めてあげるようにしています。


料理と一緒でメイク技術も、たとえ苦手でも好きなら絶対成長すると思っています。


センスは基礎を学んだ後、色々な世界に出ていく事で磨かれます。

一番難しいのは、コミュニケーション能力だったり、メイクアップアーティストとしての

その人のあり方だったりする訳ですが、ここをどう教えていくかが最大の課題です。


若い子達が今後どんどん多くの素敵な経験を積んでくれる事、それが今の願いです。






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